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水処理環境機器【AEDR】新発売のお知らせ

2021.07.21

大切な水資源を効率的に、今までの常識を変える水処理環境機器【AEDR】を発売開始

ニュースリリース_AEDR_20210629

水処理装置、工業用洗浄装置を開発・製造する株式会社オーセンアライアンス(本社:長野県茅野市玉川915-1、代表取締役:佐藤匡也)は、この度、日本初の【電気極性転換イオン濃縮装置(AEDR)】をユニット化し昨年10月に特許出願、本年5月より販売を開始しました。
本装置は水処理装置(RO装置)から排出される大量の排水(濃縮水)の低減ができる装置であり、有限な資源の有効活用化、CO2排出量削減にも貢献できる日本初のシステムです。

開発背景

世界中で水処理装置は数多く稼働しています。その中でもRO装置(逆浸透膜装置)はほとんどの水処理システムに組み込まれており、日本でもビール工場、半導体工場、食品工場など幅広い市場で水処理施設(RO装置)は24時間稼働をしています。
しかしRO装置は原水として入った水の約70%しか処理ができていません。30%の水は濃縮排水(水の中の不純物を濃縮した水)として排水されています。
当社は7年前よりアメリカ合衆国Agape Water Solutions, Inc. Jeff Tate氏と水処理装置の大量の排水を低減する方法について研究を進めてまいりました。
今回発売した新製品【AEDR】は、RO装置から排出される大量の排水を最大で90%原水に戻すシステムで、これにより約97%の原水の有効活用が可能となりした。また大規模な改造も不要でタンクと装置をつなぐだけで稼働も可能です。
【AEDR】はRO装置を組み合わせることにより、井水の汲み上げ量の削減、排水処理への負荷の低減または、工業用水の使用量の削減が図れ、資源の有効活用 CO2排出量削減に役立つシステムです。

製品の特徴
  • 水資源の有効活用化
    RO装置から排出される大量の排水を、イオン交換膜と電極の複合ユニットで水質を改善し、最大で90%原水に戻し活用します。これにより約97%の原水の有効活用が可能です。
  • 既存装置に接続可能
    既存のRO装置に配管改造による取り付けができます。RO装置自体を入れ替える必要が無く、従来のRO装置に組み込むことが可能です。
  • 省電力
    【AEDR】は2台のポンプと直流電源装置で運転を行いますが、処理水を高圧にすることが不要なため非常に少ない電力で稼働することができます。3000L/hの処理装置で一時間当たりの消費電力は1.2kW/hです。
  • 低ランニングコスト
    特別なメンテナンスは必要なく、フィルタ交換と3~5年に一度ユニットを交換するのみで運用することができます。(シミュレーションで薬剤必要な場合があります)
  • 設置面積
    3000L/h処理装置で1800×1500mm
用途
  • 半導体工場や飲料工場などの大量に水処理を行っている工場の環境対策として。
  • 排水処理の負荷を低減対策として。
  • 原水の購入量を低減させる対策として。
  • 井戸水の取水制限がされている場所で水の効率を上げるために。
  • 有限な水資源を有効活用する場合に。
価格

シリーズにより価格変動2200L/h装置価格1500万円から(仕様により変動します)

本リリースに関するお問い合わせ先

営業技術部 担当者:佐藤
TEL:0266-82-6550
mail:info@authen-alliance.co.jp

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